一言で言うなら「正直者がバカを見る」と言うテーマ性(笑)
総評 | ★★★☆☆ |
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難易度 | ★☆☆☆☆ |
推奨人数 | 4人 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
面白さ | ★★★☆☆ |
やりやすさ | ★★★★☆ |
爽快感 | ★★☆☆☆ |
運ゲー度 | ★★★☆ |
プレイ時間 | 10分 |
◆超ざっくりルール(ゲーム概要)
・プレイヤー同士のバトルロワイヤル
【各プレイヤーの目的】
・所有している「勝利条件カード」の条件を満たすこと
【各プレイヤーのアクション】
以下のパターンで行動する。
A:山札からカードを1枚引く
・取引を行う
・特殊カードを使う
・勝利条件カードの交換を行う
・何もせずに手番を終了する。
B:手札を2枚捨てて公開市場のカードと交換する
ブラックマーケットやってみた
リプレイ性高くて、ラブレターに似た軽さでやりやすい
「指定したカードの交換」がまず起こらないから「不要カードの交換」「交換をそもそもしない」の2択になる感じ
軽さが気にいる人は絶対いるだろうなー
子供もできる手軽なおやつ感覚のゲームでした! pic.twitter.com/euPgOEG3Yq— 素人ボドゲ (@vVCtrqroHRBin33) February 14, 2021
◆良かった点
・脱落が無い
脱落が出ないので、脱落している間が暇~と言ったことが無い。
・プレイ時間が短め
冒頭でもあったけど、カードの豊富さに対してプレイ時間はかなり短め。リプレイ性が高いため、次プレイに移りやすい。
・特殊カードの内容が単純
全ての特殊カードの内容が単純で非常に分かりやすくデザインされている。
さながらラブレターのような明瞭さで、効果処理に悩むということはなさそう。
・口八丁あり
これは賛否両論あるかもしれないが、口八丁・三味線・嘘・言いがかりなどなんでもあり。
嘘つき呼ばわりはOKだけど、人格否定と雰囲気悪くなる罵倒はNGで。
※注意 こういう罵倒はやめましょう。
◆気になった点など
・正しい交換が大体起こりえない(笑
交換が発生したとして、不正な交換が起こったとしてもほぼノーリスクのため。
ウソの取引がほぼノーリスクのため、自分に不要なカード同士の交換ばかりが起こる結果となるから。
・リターンのある妨害が少ない
いわばカタンで言う盗賊のような、妨害アクションがリターンと釣り合っている妨害がとても少ないのが気になりました。
◆気を付けること
・行き過ぎた罵倒はダメ
節度を持った言いがかりはOK。
これくらいだったら全然OK。ばんばん言ったれやったれ。
◆戦略や流れ
・手札に合わせた勝利条件カードを交換
まぁ基本はこれ。
初期手札に合わせて勝利条件カードを入れ替えるのがまず第一。
「クズを6枚集めろ」「秘宝を3種類集めろ」などの勝利条件が今の手札で達成しえるかを考えて、難しそうなら勝利条件を交換しよう。
・出来れば交換も積極的に
突き詰めてしまえば「交換ってする意味あるー?」と言った話になるが、カードを回すという意味で言えば交換はした方が良い。
それが仮に相手にとって有利なカードを渡すことになっても結果論。
・奥義「何かあげるから何でもいいからちょうだい」
意外と成立するこの条件(笑)
目当てのカードを言わない代わりに相手の目当てのカードも聞かないという条件。
言ってることは
「要らないのあげるから、要らないのちょうだい」
である!!
不要カード同士の交換なら成立するな。
・特殊カードを交換材料にする
これは意外とやられると困る手法。
特殊カードを渡されても使うタイミングあるし、1枚の価値が正直少ないため、渡されると非常に困る。
上記の「要らないの(特殊カード)あげる」と合わせると、使いづらいカードを一方的に渡すことが出来るぞ。
◆その他
・妨害カードがもっと欲しい
つまるところ「用心棒」の数がもっと欲しい。
効果は「特殊カードの効果を無効にする」もしくは「取引中のカードを公開させる。取引で嘘をついていた場合は取引が中止。さらに嘘をついていたプレイヤーの手札から1枚選んで捨てる」
まごうことなき強カードで不正交換の抑制になる要素なんだけど、その数2枚とあまりにも少なくて抑制になっていないという。
なんでこのカードが5枚とかになれば面白くなると思うんだよなぁ。
・リターンのある妨害カードが欲しい
「言いがかり」などの他の特殊カードが「手札を1枚使うことに対してあまりメリットを感じられない」ため、もう少しリターンを大きくしてほしい。
1ターンに補充できるカードは1枚だけなので、1枚の重みは大きい。
で妨害に1枚使って得られるカードが無い、だったら「特殊カードあってもなぁ」と思ってしまうことが多々あったので、拡張版とかで追加してほしいなぁって思ったり。
◆簡単な感想
プレイした感想としては、ルールブックのように「〇〇渡してないじゃん!みんな、この人は嘘つきです!」と言ったことは起きなかった(笑)
ウソをつくことが前提となっているようなものなんだから、馬鹿正直に渡す方が悪いなとメンバーで納得しました。
思っていたよりもシンプルでリプレイ性が高い点はGOOD。
ゲーム自体のテンポの良さを気に入る人が絶対にいるだろうと思える作品でした!
それでは良きボドゲライフを!