羽の生えたサメに違いない。捕まえてフカヒレにしよう。
総評 | ★★★☆☆ |
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難易度 | ★★☆☆☆ |
推奨人数 | 4~5人 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
面白さ | ★★☆☆☆ |
やりやすさ | ★★★☆☆ |
爽快感 | ★★☆☆☆ |
運ゲー度 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 45~60分 |
◆超ざっくりルール(ゲーム概要)
・怪獣側と人類側に分かれてプレイ
【目的】
◆怪獣側(下記どれかをクリアすればOK)
・陸地を全て破壊する
・海洋にある船を全て捕食する
・4日間逃げ切る
◆人類側
・サメを機雷で囲み、移動できなくする
【アクション】
◆怪獣側
・移動したり、捕食したり、津波起こしたり、やりたい放題して人間をいじめる
◆人類側
・移動したり、機雷置いたり、ソナー使ったりして怪獣に抵抗する
基本的に怪獣側有利っぽい。
◆良かった点
・生存者側が相談しやすい
「1VS3」の構図で、生存者側の行動がばれてもゲーム上特に支障がないゲーム性のため。
なので、特に気にせず行動や方針を決めることが出来る。
・陣営のパワー差が大きい
基本的に怪獣側有利。
時間切れでも良いため、無理に攻めずにタイムアップを狙っていれば勝てるから。
ただしこれはあらかじめゲームデザインとして織り込み済みである模様。
・アクションカードの豊富さ
人類陣営はアクションカードが豊富な印象。
機雷やソナー等使えるカードも色々あったり。
◆気になった点など
・怪獣側のリアクションは薄め
怪獣の場所を、人類側プレイヤーで予想しながらプレイするということもあり、基本的には人類側陣営のリアクションを見る、と言うのが本質になりそう。
責任が問われる陣営が異なるために生じている印象。
・手番の効率的な消化が出来ない(主に人類側
人類陣営のアクションカードが豊富であるが故に、1ターンに1枚しか使えない制約が重くのしかかってくる。
無駄にターンやリソースを消費してしまうため、うまくターンを消化することができないことがややあったかなぁと。
出来ればリソースは持っておきたいなぁと思う部分があったのですが、そこは仕方ないかもしれない。
◆気を付けること
・破壊できる陸地は手前のから(怪獣側陣営の話
基本レヴィアスの一直線にある陸地を破壊出来るけども、手前に陸地があったらそこを先に破壊しなければならない。
一直線上だけど、奥にある陸地は破壊できないとのこと。
・敗北条件を満たさないように動くこと(人類側陣営の話
人類側の敗北としてよくあるのが
①海洋に出ている船が全て無くなる
②アクションカードが全て尽きる
が大体を占めるので、この2つはとにかく気を付けよう。
良いアクションカードが無かったら急いでその場から離れたり、アクションカード(特に機雷)はバンバン使って、少しでも怪獣側の行動を邪魔しよう。
◆戦略や流れ
・次に移動できる場所を考慮しておく(怪獣側陣営の話
機雷に囲まれてしまうと、怪獣側は非常に動きが取りにくくなる。
打開策も一応あるにはあるが、怪獣側のアクションカードのごく一部でしか対応が出来ない。(いわゆる機雷のすり抜け)
そのため次に機雷を置かれたら身動きが取れなくなるような位置は出来るだけ避けよう。
・とりあえず漁のごとく追い込む(人類側の話
機雷を設置することで、追い込み漁の如く怪獣の移動範囲を狭めていこう。
とにもかくにも機雷の設置が最重要。ていうかそれしか勝ち筋ないし(笑)
なので序盤から積極的に使っていこう。
◆その他
・怪獣側はちょっと疎外感があるかも
「1VSその他」なゲームも全然平気だよ!って人は怪獣をやってもらうのもあり
人類側陣営は常に相談しているため、その差があるのはゲームのテーマ上は仕方ない。。
・怪獣側のペースでプレイ時間が異なる
これは怪獣側のプレイに依存しますが、「人類側陣営のアクションカードが全て無くなる」と自動的に怪獣側の勝利となるため、プレイは若干幅が出そう。
またあんまりにも「逃げ一択」なプレイをやるとちょっと微妙な空気になるかもしれません(笑)
◆簡単な感想
位置を秘匿する対戦、相談ゲーは持っていなかったので初のジャンルとなりました。
アクションカードの豊富さと相談も相まって人類側は抵抗しますが、怪獣側とのパワー差を実感することになりましたね。
まぁですがそれはゲームデザイン上、怪獣側を強くしているとのことなので納得しました。
アクションカードで動きを妨害しつつ、相談と心理戦で怪獣側の選択肢に影響を与えるということで、心理戦を楽しみたいならあり。
ただ怪獣側はプレイ経験がある人や、自分一人でも怪獣役をやれると言った人が担当するとゲーム進行も早くなっていいかもです!
それでは良きボドゲライフを!