相談がないため、人狼が苦手な人も楽しめる、かな?
総評 | ★★☆☆☆ |
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難易度 | ★★☆☆☆ |
推奨人数 | 3~4人 |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
面白さ | ★★☆☆☆ |
やりやすさ | ★★★★☆ |
爽快感 | ★★☆☆☆ |
運ゲー度 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 10分 |
◆超ざっくりルール(ゲーム概要)
・自分の勝利条件を満たすよう、他のプレイヤーをぶん殴れ
・誰かのライフが0になったら全員の正体を開示して、勝利条件を満たしている人の勝ち
◆良かった点
・口下手でもOK
相談等の会話は不可のため、周りの行動から役職を読み取る。
人狼のような相談などが不要のため、会話が前提とした正体隠匿系が苦手な人でもプレイが出来る。
相談が苦手な人でもプレイできるような配慮を感じます。
・リプレイ性が高い
1回のプレイは短いため、繰り返しプレイしやすい。
・行動が非常にシンプル
メリットデメリット共に取りうる要素だけど、行動が非常にシンプル。
突き詰めれば「毎ターン誰に攻撃するか?」という一点のみ
・勝利条件の多様な変化
これは割と珍しいなと思ったんだけど、勝利条件が状況によって変化する、と言うのは斬新だなと感じました。
またそれを「世界線」と設定しているところもストーリー性相まっている点はgoodでした!
今からやるのでさ。2つの霧はゲムマで買えなかったからすごいたのしみだや pic.twitter.com/lsy1wfyVlV
— 素人ボドゲ (@vVCtrqroHRBin33) February 7, 2020
◆気になった点など
・アクションの幅が狭い
正体隠匿系なんだけど、自分の取れる行動がほとんど「誰かを殴る」こと。
それもほぼ毎ターン与えるダメージが高くなってしまうため、正体を見破る前にHPがなくなることもしばしば
・読み合いが少ない
上述の通り、ほぼ毎ターン誰かを殴るので、ブラフを仕掛ける前にゲームが終わってしまうことがしばしば。
不完全燃焼のまま終わってしまうことが頻発していまいがち。
◆戦略や流れ
・このゲームってどんな流れが基本なの?
装備を取ることで誰かを殴る。
装備ごとに専用役職があったりするので、うまく断定されないように装備を取るべし!
・相手を殴るべし
装備状況から相手の役職を予想して、自分の勝利条件を妨害しそうな場合は思い切り殴っていって良いかと。
読みが外れたらそれまで!このゲームだとこういった意識が重要ですね。
◆その他
・割り切りが重要
ゲームとしては正体隠匿系ですが、正体を探るというよりかは、自分の考えに沿って他のプレイヤーを殴り飛ばす感じのゲームになっていると思いました。
・与ダメと体力のギャップが大きい
ゲームが早く終わる要因として、体力が7に対して毎ターンに大体2以上のダメージを与えてしまうこと。
これがゲームを加速している要素になっていますね。
加えて体力を回復させるようなカードがほとんどなく、大体が一方的に体力を減らしていくだけ、となってしまいます。
拡張版とかで、体力回復や防具などがあればよりブラフ等が成立するかもしれません!
◆簡単な感想
購入前の事前評価と、プレイした後の感想にギャップを強く感じた作品でした。
「本当にプレイしたのかな?」と思うような事前評価も多々あり、実際にプレイしてみることでその差がはっきりした、という感じですね。
公式だと「100回プレイしたら真に内容を理解することが出来る」とありましたので
・素人ボドゲがマジでド素人
・素人ボドゲのプレイ内容が濃くない
という可能性ももちろんありますので、時にはプレイして再度内容を顧みたいと思っています!
それでは良きボドゲライフを!