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底意地の悪さを表現するために

さかな
さかな
性格とは、人の所作に出るものである

 

さかな

OYAJI
OYAJI
否定はしない。

 

 

面白いところは、誰が性格悪いのか炙り出せるという点。

 

さかな
さかな
『わたしは公平に、実にフェアにプレイしています』みたいな顔してるやつが一番あれなんだよな。

 

OYAJI
OYAJI
露呈した時の、ほんの一瞬の間がいいよな。

 

座右の銘にもあるように、基本的にゲームは妨害ありきだと思ってます。

 

だがしかし、正義なき勝負に何の意味があるだろうか。

その通りだと思うし、言いたいことも十分に分かる。

つーかこのシーン地味だけどめっちゃかっこよいと思うのです。

けど、それじゃあ普通にやって、普通に終わる、普通のゲームだ。

理不尽さが、憎悪が、化かし合いが、そして何より刺激が!!

 

 

さかな
さかな
個人的にだけど、特に必要なのは理不尽さね。

 

OYAJI
OYAJI
(賛否あるだろうが、何も言うまい)

 

 

全員がによによして宣言を待っているのが分かる。

まぁ~これも理不尽さの要素ですよな。

 

これに尽きる。
それがいいのだ、それでいいのだ。

ちなみにこのセリフは、さかなが割と好きな漫画「花の慶次」に出てくるシーンである。

前田家の老臣・村井若水は、前田利家が豊臣秀吉から拝領した織田信長の甲冑を誤って(着てみてハシャいで信長ごっこをしていたら角の部分を)壊してしまう。

若水は利家に切腹を命じられ、腹を切ろうとするまさにその時、前田慶次が現れ「殿の甲冑を壊したものを成敗する!」と宣言。若水の介錯かと思ったらいきなり(角が折れただけだった)甲冑を一刀両断真っ二つ。周囲があわあわ言ってる中、慶次は 「殿、若水殿の顔をみなされ!戦場で傷だらけになったきたねえツラだ。」と言い放つ。周りの家臣達は「無礼な!」と怒るがそこで慶次はさらに一言

「だが、それがいい!その傷がいい!これこそ生涯をかけ殿を守り通した忠義の甲冑ではござらんか!」

この傾奇っぷりに前田家臣の皆さんは喝采。慶次が大嫌いな利家も若水を許し切腹の命を取り消した。

 

 

まぁ正直「自業自得」感はあるにはあるが、その前の戦のやり取りを見てると助かってほしいなぁ感はある。

 

話はそれましたが、結局のところ性格の悪さは必要悪だと思うのです。

それについては賛否両論があるだろうし、必ずしも自分の意見が絶対なわけじゃない。

ましてや少数派であるだろうことも理解しているし納得もしてる。

 

けど「自分はただそう思う」

ただそれだけの話なのである。

もしかしたらいつかこの考えを改めて「正々堂々と戦って勝ってこそ意味がある!」と言うのかも知れないが、少なくとも今はこんな考えであると。

 

ただそれだけの話。

 

つまり、どんな考えでもある程度倫理に反していなければ自信を持っていいんだぞ、と言うお話。

 

いつかこれを見たとき「若いなぁ、幼いなぁ」と反省する自分が来るだろうことを願って。

 

 

以上が今日の雑記でした。

 

皆様、良きボドゲライフを!