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ゲーム紹介

【本気の嘘と真相解明】迷宮推理【トリックとか証拠品出てないんですけど。。】

さかな
さかな
想像以上に面白かったので、思わず記事にしました!

OYAJI
OYAJI
ミステリー系はあんまりなかったら、結構新鮮。ゲームシステムも同じく新鮮で、面白かった。

 

総評 ★★★★★
難易度 ★★★★☆
推奨人数 4人(+GMがいるとやりやすい
おすすめ度 ★★★★☆
面白さ ★★★★☆
やりやすさ ★★☆☆☆
爽快感 ★★★★★
運ゲー度 ★★★☆☆
プレイ時間 45分(準備含め

 

◆超ざっくりルール(ゲーム概要)

【陣営ごとの目的】
◆犯人側
・時間内に完全な真相を推理させない
⇒全てのトリックと犯人を隠し通す

◆捜索者側
・タイルをオープンさせつつ、時間内に全てのトリックと犯人を推理する

さかな
さかな
最終的な目標は、いわゆる人狼側の人物と使用された全てのトリックを推理すること。逆に人狼側は時間内に推理されないよう、嘘をついたりして時間を消費させることが最終的な目的。
OYAJI
OYAJI
捜索者側から見れば、全員の発言や言動が白でもあるし、黒でもあるのがミソだな。判断が難しい。。

◆良かった点

・システムが斬新
甘いミステリー系じゃなくて、結構がっつりな推理系。
それも解けない推理じゃなく、ロジックもしっかりしている点が非常にGOOD。

・犯人が判明してもまだOK
犯人が判明しても使用されたトリックを全部判断することが難しいため、仮に見つかってもまだまだ平気。嘘のトリックでさらに攪乱させてしまおう。

・進め方がまるで名探偵コ〇ン(w

さかな
さかな
いやこれまじで、冗談抜きで進め方がこれ。なので名探偵〇ナン見たことある人なら、何となく想像がつくのも良き。

OYAJI
OYAJI
画像は金田一なんだけどな。

・制限時間が絶妙
4人プレイ時は30分(ゲーム内時間)なんだけど、これが本当に絶妙。
全体のタイル21枚の内17~8枚はめくることが出来る。

逆に言うと、すべてをめくることは出来ないため、そこは推理力、論理力がものを言う。

全部を見切ることは出来ないけど、推理することはある程度可能、みたいな。
この手が微妙に届かない部分は、調整の末に至った部分だろうと思いを馳せました(笑

◆気になった点など

・音を鳴らさずゲーム準備は無理!(笑

さかな
さかな
まぁこれはそりゃそうだって言う部分なんだけど。犯人側が準備するときにはどうしても音や気配を感じてしまうから仕方ないね。

なので当方では、下記のような準備をしています。

準備の仕方

・ボックスの上を布か何かで隠す
・1人を残して、他プレイヤーは全員部屋を5分間出る(隣に移るでもなんでも良し
・犯人役の場合は、その間にコマを並べて準備
・それを人数分繰り返す

これなら音も立てないし、他の人にばれる心配もないのだけど、やっぱりその分だけ時間がかかるのが難点。。

さかな
さかな
とは言っても、推理パートに行ったらそこまで時間がかかるわけじゃないので、ここら辺は割り切るしかないかも、と言うのが正直なところ。

 

・ボックスからボードにタイルを移すのは誰がやる?

マタソ
マタソ
これ割と気になった。もし全部犯人がやったらトリックの場所とか全部わかるから、それはそれでだめなのでは?とか。

確かにトリック全部取られて、かつ嘘つかれたら捜索者側に手段がほとんどないのでは?と言うことになり、一旦はランダム配置(1人1部屋担当)と言うことで話はついた。

のだけども。。

これって犯人役は全部知ってても良いんじゃないか?という疑問がふと沸いた。

だって犯人だもん。凶器やトリックの隠蔽だって犯人側の特権だろう!と。

そしてそれを暴くのが探偵じゃないのか?と。

さかな
さかな
ちょっとここら辺はもう少しプレイして、何が一番初心者に適しているかを見極めていこうと思う!

◆気を付けること

・整合性のあった殺人現場を作成(準備)をすること

さかな
さかな
本当に気を付けるのはこの部分。ここがいっちゃん難しい。。

ここで間違えることが一番多いため、犯人役は結構責任重大。。
なのだけど、まぁ間違えるところも含めて楽しめってことよ。

 

・会話の内容には気を付けよう
犯人側は攪乱のために、出来るだけ整合性の合うように嘘をつこう。

さかな
さかな
トリックを引いても正直に言わないで、攪乱するために他のトリックを言ったりして、誰かに容疑をなすりつけよう。ミスリードが何より大事
show
show
「ずれた時計」とか無くても言われると、捜索者側は結構困るかも!

逆に捜索者側は積極的に情報を開示して共有しよう。

 

・部屋を移動せずに探索もできる
探索フェーズで5分のコストを支払えば同じ部屋の探索は可能。
ルルブにはないけど、本家のQ&Aにはこちら記載があります。

さかな
さかな
まぁそうじゃないとスタート地点の部屋を調査出来ないしね(笑
備忘録として一応。

◆戦略や流れ

・初手アリバイの確認が第一

名探偵もとりあえずここから始まる。とりあえずアリバイの確認から。

初手のアリバイで嘘をつくのは、「目撃証言」で高確率で確認されるため、初心者はやめておいた方が無難。。だと自分は思う。
(その後の会話等で擦り付けやミスリードが出来る自信があるなら別)

・とにもかくにもトリックの解明が何より重要
犯人側もこれを隠し通したいし、捜索者側もこれをとにかく見つけたい。
ただ「●●が見つかった」と言われても、それが正しいとは限らない。
あくまでも可能性の一つとして考えておくべきだろう。

・迷宮入り。。
迷宮入りになるパターンは、大体がトリックや証拠品が犯人に取られ、推測すら出来ないこと。
で、カギになるものは結構アリバイの部屋に置いてある可能性が高め。
なので怪しい人のアリバイ部屋を調べるのは一つの策。

さかな
さかな
結局怪しい奴は吊っておくに限る。
OYAJI
OYAJI
捜査も推理もへったくれもねぇ。。

◆その他

さかな
さかな
世界観や物語性を含めた小説を1ページください!

各登場人物はあくまでコマくらいでしか登場しないので、背景や世界観を含んだ小説が少しあるととてもうれしい。

例を挙げると「箱庭少女」みたいな、、、

マタソ
マタソ
ああいうのあると嬉しいね。
さかな
さかな
あるだけで想像が膨らむ。エンドもバッドなのか、ビターなのか気になるわぁ。。。

・推理に制限時間を付けた方が良いかも?
最後の最後でロジック合わせるために、推理するのに時間がかかりすぎる傾向にあるなーとは思いました。
真相のための素材はあらかた出てるし、後は嘘と整合性を合わせるために、あーだこーだ話し合う最後のフェーズで時間がかかってしまうため、あらかじめ制限時間を決めておいた方が吉だと思いました。

さかな
さかな
『最後の話し合いに20分かかってます』って言うのは、このゲームの世界観的に合わないと思うので(笑
OYAJI
OYAJI
最初に時間ないって書いてあるしな。そりゃそうだ。時間は有限。

◆簡単な感想

ゲームの重要さが準備に集約されている感じです。
工夫次第でどうにかはなるけど、準備の時間自体は短縮できないイメージでした。

ただその分、探索&推理パートは想像以上に面白い!

アリバイから始まって、目撃証言や証拠、トリックでどんどん整合性を合わせていく過程がとても面白く思いました。

みんなにもかなり高評価だったので、絶対またやりたいと思います。

それでは皆様、良きボドゲライフを!