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ふつう

【蛇?】インカの黄金【次は出ない!】

さかな
さかな
おめー蛇が出たなら次も蛇ってことはあるめぇよ!
ぎゃーす
さかな
さかな
蛇ぃ?もう一枚捨て札になってるなら次来るなんてことはねーよ!

 

ぎゃーす
さかな
さかな
あんだけ蛇出たなら逆にでねーべ!

 

ぎゃーす
さかな
さかな
くそげー!くそげーだよこれ!

 

OYAJI
OYAJI
(沈むやつの典型だ。。。)

 

 

総評 ★★★☆☆
難易度 ★★☆☆☆
推奨人数 4人
おすすめ度 ★★★☆☆
面白さ ★★☆☆☆
やりやすさ ★★★☆☆
爽快感 ★★☆☆☆
運ゲー度 ★★★★☆
プレイ時間 20~30分

◆超ざっくりルール(ゲーム概要)

・5ラウンド終了時に宝石をたくさん持ってる人の勝ち

【目的】
◆宝石をたくさん持ち帰る

【アクション】
◆進む
・山札からカードを引く
・宝石の場合は、宝石の数÷人数の宝石をストックして数の余りは場にストックする
・障害の場合は、場にストックする。同じ障害が出た場合は、出ている宝石は全て没収

◆戻る
・自分がストックした宝石と場にストックされた宝石を持って帰る(複数人いる場合は、場にストックされた宝石を山分け)

さかな
さかな
進むか戻るかの純粋な2択。

 

ただし同じ障害が出たらストックした宝石も全て没収される欲望の駆け引きですな。

◆良かった点

・出来ることが単純
進むか、戻るだけ。実に単純。シンプル。

・進行も簡単
同じ障害が出たら即座に終了。実に分かりやすい。

・子供も出来る
簡単な計算やリスクについて考える良い題材になるかも。
計算力を鍛えるにはもってこい?(笑)

◆気になった点など

・妨害やアクションが皆無
アクション系のものは一切ないため、単純に「同じ障害カードが次に出るか」と言う読み合い。
シンプルすぎるが故にちょっと物足りないと思う場面も。
なのでもう一つ何かしらの要素が欲しかったところ、

・逆転要素が非常に少ない
一度差がついたらそれを逆転するのはほぼ不可能と言っても過言ではないくらい難しい。
差がついた時は、取れる選択肢が「進む」しかないため勝手にバーストして終了する未来がほとんど。

さかな
さかな
逆に有利になったプレイヤーの動き方を見て「あぁこいつは賭け事向いてないな」とか内心ほくそ笑むのが醍醐味(笑)

 

OYAJI
OYAJI
(お前のことだぞ。まさに自分のことだぞ)

 

・宝石処理が若干面倒
これは絶対思った人いるはず(笑)
いわゆる銀行係のことになるけども、宝石が小さいため一々出し入れするのが手間になることも。

◆気を付けること

・アクションカードは見えないように
進むか戻るかがわかってしまうと、魅力が半減してしまうのでカードに傷がついてしまって「どちらを出したかが分かってしまう」となったらスリーブを入れるなどして対策しよう。

◆戦略や流れ

・ほどほどに帰宅する
これに尽きる。本当にこれに尽きる。
「そりゃそうだろ」って言う感想は勿論なんだけど、その「ほどほどで帰れる奴」が勝てるゲーム。
安定志向の奴が土台を作り、そのまま勝ち抜けする感じのゲーム。
ほどほどに盛り上がるのだが、如何せん他プレイヤーに影響する行動などが一切ないため、結果が途中で分かってしまうという一面も。

マタソ
マタソ
リスクヘッジってやーつー?

 

show
show
次はいける、次こそはいけるって考える奴ほど泥沼にはまりやすいね

 

・真面目に計算
山札には宝石以外にも財宝が入っていたりする。
そのためデッキ内容や状況にもよるが、宝石を引く確率は体感大体「50~65%」といったところだろうか。
つまり3~4割の確率で何かしらの障害を引くのであれば、意外と進むことが厳しいことに気づくでしょう。
勿論状況にも依るところはあるが、基本3種類の障害が出てしまったらおとなしく帰ろう。

さかな
さかな
でも、でも、次は宝石14かもしれない。。
みんな帰れば一気に勝てるんだよ、きっとこれはチャンスなんだよ!!

 

ぎゃぎゃぎゃぎゃーす
OYAJI
OYAJI
その後、さかなを見た者はいなかったという。。

 

・明確な基準を設ける
一つの勝ち方として、自分なりの帰る基準に従ってプレイすることを挙げたい。
今までプレイしてきた感想だと、自分のストックが「8~10個」の宝石がある場合は帰宅推奨。
それ以上を求めるとどうしてもリスクが一気に跳ね上がっていく印象だった。
そもそも誰かが帰った時点で「次に宝石を得られなければただのリスクが増すだけの損」となる。
【「かもしれない」はだめかもしれない】
を念頭に置くと安定するかも。

・ブッキングは割り切る
大事なのが「戻る」のブッキング。
場にストックされた宝石はやがて数が多くなって5個や10個になっていく。
これは上述の「自分なりの基準」で言うとかなり大きい価値になる。(半分でも大きい)
ブッキングして得られる宝石が少なくなるよりも、以降の相手を多少有利にしても1手番早めに戻るのは全然あり。

さかな
さかな
「これ以上無理!」ってなった時は大抵ブッキングするしね(笑)

 

◆その他

・戦略性は低め
他プレイヤーに影響するような要素がない以上、戦略性は低めと言えるかなと。
他者とバチバチ殴り合いをしたい人にとってはあまりお勧めできない。
どちらかと言うとパーティーゲーム寄りと考えた方が良いかも。

さかな
さかな
何かしらのアクション系要素があったら戦略性も一気に上がるのかなと思える感じ。
なので拡張版やゲームデザインの一新があるなら、こういった要素も是非取り入れてほしいところ。。

 

 

◆簡単な感想

かなりシンプルなチキンレースゲームと言った感じ。
逆にここまで突き抜けていると三味線(言葉や態度でウソを言ったりする)などの番外戦術が有効になるかもしれない(笑)

逆にゲーム中に各プレイヤー1回まで「自分のアクションカードを出しなおす」とかがあってもいいなーって思う。
もしくは「宝石を〇個捨てることで、アクションカードを出しなおす」とか第3の選択肢があるとわちゃわちゃしそう。

子供でも出来るので、計算やリスクについての教材にするのも良し?

さかな
さかな
ちなみにメンバーでもたまーに計算間違えます(真顔

 

それでは良きボドゲライフを!