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【ノートが】デスノート人狼【回ってこねぇ!】

さかな
さかな
普通の人狼とはちょっと違った人狼。
会話もないし漫画同様に目的も分かりやすいのでとっつきやすい。

 

OYAJI
OYAJI
会話ベースの相談もないし、自分の推理だけだから人狼系が苦手な人にもお勧めできるよ!

 

総評 ★★★★☆
難易度 ★★★★☆
推奨人数 5~6人
おすすめ度 ★★★★☆
面白さ ★★★★☆
やりやすさ ★★★☆☆
爽快感 ★★☆☆☆
運ゲー度 ★★★☆☆
プレイ時間 15分

◆超ざっくりルール(ゲーム概要)

・キラ側と警察側に分かれてプレイ

【各陣営の目的】
◆L側
・Lのみが使用できる「逮捕」を使用してキラを指名すること
◆キラ側
・キラのみが使用できる「デスノート」を使用してLを「開示(脱落)」させること

【各陣営のアクション】
・各陣営で取れるアクションは基本共通。
・「キラ」「L」のみが取れるアクションが少し増える。
・キラ陣営には「信者」と言う「ラウンド終了時にキラ陣営にいること相互に確認できる」能力を持つ。

さかな
さかな
原作を忠実に再現してる感じでした。
モブはキラやLをサポートするように動くのがメインですな。

 

◆良かった点

・戦略性がある
このプレイ時間でもしっかりと戦略性がもちろんある。
カードのやり取り、動き方をしっかり確認することでロジックを組み立てていくことが出来る。

・プレイ時間が短め
思っていた以上に時間がかからず、15分程度で終わる感じのため、リプレイしやすいかなと言う印象。

・アクションカードの内容が単純
全てのアクションカードの内容が単純で非常に分かりやすくデザインされている。
さながらラブレターのような明瞭さで、効果処理に悩むということはなさそう。

・相談なし
相談して誰かを吊ると言ったことが無く、無言で行われるため相談事が苦手な人でもOK。

◆気になった点など

・警察側が若干しんどい
はっきり言うとキラ側が有利な印象。
警察側の連携と、「L」の行動が思っていたよりも難しく柔軟な対応を求められるのだがカードの動きと捨て札しか見えないため、相手の役職を決定づける要素がまま少ない。

・「キラ」「L」の行動は責任重い
ゲームの勝敗を決定付けるメイン役職なので当然と言えば当然ですが。
特に「L」はデッキ中に2枚しかない「逮捕」を使うため、1度外してしまうと一気に状況が不利に傾く。なので慎重に行動したいのだが、慎重さに徹すると逆に「キラ」に名前を書かれてしまうため、バランスと責任が求められる。

・書くのはぶっちゃけ無理

テーマを一から否定していくことにはなるのですが!(笑)
正直書いてるとどうしてもばれる!ので!
あらかじめボードに矢印を書いておいて、デスノートを使用する時に対象の人に向けることで対策しました。

 

◆気を付けること

・相談はなし
会話はなしで、基本相談もなしで進んでいく。
「〇〇がキラだと思うなぁ~」と言った三味線口八丁も、このゲームではやらないように気を付けましょう。
リアクションはOK。

さかな
さかな
あ、これが来るのかぁ(とりあえず煽っておこう)

 

show
show
(ただのモブアクションカードなんだけどなぁ。。。)

 

・音を立てないように
誰がボードに名前を書いているかがばれてしまったらゲーム性が破綻してしまうので、ばれないように工夫しよう(笑)
一応素人ボドゲでは、10秒机をドンドン叩いて、その間にボードに書かれた矢印を誰かに向ける、と言った形を取っています。

◆戦略や流れ

・カードの動きを見る
基本的にはカードの効果で相手の手札を見たり、手札を交換したりするのがメイン。
そうやって「何のカードが」「どこにあるか」を確認しつつ展開していく。
特にその中でも「逮捕」「デスノート」の位置を知っていることはとてつもなく有利に傾く。
また交換アクション発生時に、「キラ」「L」は「デスノート」「逮捕」を渡さなくても良いというルールがある。(厳密には少し違うけど処理としては同じ意味)

OYAJI
OYAJI
左の人と交換で。

 

さかな
さかな
(おっ、わしキラなのにデスノート来たやん。ラッキーやで)

 

マタソ
マタソ
右の人と交換で。

 

さかな
さかな
(え、せっかくデスノート揃ったから渡したくないんやけど。他のカード渡したろ)

 

show
show
(デスノート返ってこないならこいつキラ確定やんけ。。。)

 

さかな
さかな
(あっこれshow氏には確定でばれるやつやんけ。じゃあ仕方ないから殺さなあかんわ。仕方ないから。よし殺そう

 

なのでこんな感じで「デスノート」の位置を知っていればある程度は推論出来る、というわけですな。
なので「逮捕」と「デスノート」が来たら、それがどこにいったかは必ず覚えておこう!

◆その他

・サポートありき
「メインキャラじゃない場合は行動も制限されるし、つまんないのでは?」と言った意見もあるかもしれないが、そんなことは断じてない。
むしろモブ役職のサポートがあってこそ初めて勝てると言った方が正しい。

・警察側はいかにうまく「逮捕」を「L」に渡せるか
・信者はいかに早く「デスノート」を「キラ」に渡せるか
がそれぞれ勝敗に大きく関わってくるため、モブキャラこそ縁の下の力持ちと言えるだろう。

・5人以上がベスト
4人でもできなくはないけど、どうしても陣営差が出てしまうため5人以上がベスト。

さかな
さかな
4人と5人でここまで内容に差が出るのは「白雪姫のアップルーレット」に似ている感じがしたなぁ。

 

あちらも5人の方が断然面白いです!

 

◆簡単な感想

相談なしの人狼と言うことで、アクションカードのみで状況を推理していく系のゲームでした。
4人からでも出来ますが、基本5人以上でプレイすることを前提に考えた方がいいと思いました。

論理+推理系が好きな人には刺さると思います!

原作に忠実なゲーム性もよく再現されていると感じましたので、原作好きな人は是非一度プレイしてみてはいかがでしょうか?

 

それでは良きボドゲライフを!