総評 | ★★★☆☆ |
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難易度 | ★★☆☆☆ |
推奨人数 | 4~5人 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
面白さ | ★★★☆☆ |
やりやすさ | ★★★☆☆ |
爽快感 | ★★☆☆☆ |
運ゲー度 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 15分 |
◆超ざっくりルール(ゲーム概要)
・殺人者側と生存者側に分かれてプレイ
【各陣営の目的】
◆殺人者側
生存者を全員脱落させること
◆生存者側
5つの建物を開放すること
【各陣営のアクション】
◆殺人者側
・攻撃する建物を1つ選択する
・選んだ建物に「本物」があるなら、そのプレイヤーに1ダメージ(本物が複数ある場合は、その中の1人を選んでダメージを与える)
・「囮」しかいなかった場合は、建物開放マーカーを1つ取り除く
◆生存者側
・「囮」「本物」の2枚のカードを、それぞれ好きな建物(場所)に置く
・殺人者側が選んだ建物以外に「本物」がいた場合、建物開放マーカーを「本物」の数だけ追加する(一度におけるマーカーは上限あり)
・建物は建物開放マーカー4つで解放される
・2回ダメージ受けたら脱落
◆良かった点
・意外とアクションがシンプル
→生存者側は「囮」と「本物」を任意の建物に置くのみ
→殺人者側は「どちらに置いたのが本物か」を判断する
・戦略性がある
このプレイ時間でもしっかりと戦略性がある。
いかに「ここに本物置いてますよ」と見せかけることが重要。
・プレイ時間が短め
思っていた以上に時間がかからず、15分程度で終わる感じのため、リプレイしやすいかなと言う印象。
・相談がしやすい
意外と重要な要素。こういった「1VSその他」と言う体制のゲームで「相談がしやすい」と言うのはとてもありがたい。
声を出さずに、表面(herselfと書いてある面)を見せながら置くジェスチャーをすればもうそれで伝わるので、無言の意思疎通はやりやすかったです。
◆気になった点など
・本質的には2択なゲーム性
突き詰めて言ってしまえば「置いたカードのどちらかは本物」でしかないので、2択になる。
なので他のゲームで言えばごきぶりポーカーに似ているなぁと言った感想が見られました。
・バトル系ではない
どちらかと言うと「殺人者側と心理戦をして、リアクションを見る」と言ったのが本質。
ほんとにこんな感じ(笑)
◆気を付けること
・表裏がぱっと見で見分けづらい
誰もが必ず思うであろう一点。
もう少し、もう少しだけ表裏の差を明確にしてほしかった。。。
慣れれば平気なんだけどね(笑)
デッドビサイドデコイ
なるほど、相談ありきでマーダー側のリアクションを見るのが面白い心理戦だった
ごきぶりポーカーに多少似ている部分もあるしとっつきやすい
が!
どうしても表裏がわかりづらいww
でもプレイ時間短い割に明確な戦略性がある点がよかったー pic.twitter.com/0j9Me9LYqu— 素人ボドゲ (@vVCtrqroHRBin33) January 30, 2021
そのため、表裏はちゃんと確認して建物に置きましょう(笑)
◆戦略や流れ
・相手の心理を揺さぶる配置を!
シンプルな読み合いだけど、殺人者側は毎ターン1人にしかダメージを与えられない。
そのため前半はとにかくばらけさせたり、わざとカードをまとまらせたりして『「本物」がいるかもしれない』と思わせるような配置にすると面白い。
いやでも。。。もしかしたら。。。ううーんううーん・・・
・殺人者はジェイソンの如く
殺人者側は生存者を1人ずつ確実に脱落させることを目標に動いた方が良い感じ。
1人にダメージを与えたら後は執拗に脱落させるまで追いかける(狙い打つ)のが有効な戦略っぽい!
デッドビサイドデコイ途中
盤面もし自分がマーダー側だとしたらめっちゃやりにくくて笑ってしまうw
意外とマーダー側と生存者側でバランスが取れてると思うし、シンプルな読み合いの連続って感じ
マーダー側はどうにかして順番に一人を狙って脱落させるように動いた方が良さそう! pic.twitter.com/Cw10gpvCvn
— 素人ボドゲ (@vVCtrqroHRBin33) January 30, 2021
◆その他
・リプレイ性について
1回にかかる時間は確かに短いため繰り返し遊べるが、「殺人者側の反応を見て楽しむ」という本質なため、1~2回くらいやって笑って次に行く感じな印象でした。
・絵柄が若干ホラー
おまけ程度ですが、個人的に。。
◆簡単な感想
純粋な2択なんですが、相談+結託することで殺人者側を疑心暗鬼に誘い込むことが出来る、と言うのが面白かったですね。
またその結託がやりやすいっていうのがこれまたGOOD。
割と感想や評価は高めなんですが、どうしても「1VSその他」と言う構図上の問題で総評は★3としました。
やっぱりバトルロワイヤルの方が面白いのは事実ですし。
でもこの構図でも随所に工夫は見られましたので、機会があれば一度プレイしてみると良いかもです!
それでは良きボドゲライフを!