総評 | ★★★☆☆ |
---|---|
難易度 | ★★★★☆ |
推奨人数 | 4人 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
面白さ | ★★★☆☆ |
やりやすさ | ★★★☆☆ |
爽快感 | ★★☆☆☆ |
運ゲー度 | ★★★☆☆ |
プレイ時間 | 35~45分 |
◆超ざっくりルール(ゲーム概要)
【目的】
・増資して60億になったプレイヤーが勝ち
【各プレイヤーアクション(超ざっくり】
・各陣営で取れるアクションは基本共通
・雇用or資材(コスト)を払って生産⇒設備増やしたり、増資したり
・他プレイヤーが生産した時に限り、同じ資材(コスト)を払って生産することが出来る(※ビンジョーというアクション)
※ただしビンジョー時にもらえる対価は基本的に半分くらいになる
最初は理解しづらかったけど、ちゃんとボードにも書いてあったのが後で分かった(笑)
ビンジョーコウジョーやってみた
思いの外短く済む生産拡大系で、自分のボードをデッキとしてリソース管理する認識のが良いかも
労働力とは機械!を地で行くゲームで中々に面白かった。
購入担当と自分は10億設備取られまくって生産と増資があんまできませんでしたとさ👼
次は勝つゾー pic.twitter.com/2zdGCU1zyZ
— 素人ボドゲ (@vVCtrqroHRBin33) February 15, 2021
◆良かった点
・戦略性がある
この場合の戦略性は、全体に対してどう進めるかと言った感じのもの。
カードのやり取り、動き方をしっかり確認することでロジックを組み立てていくことが出来る。
・プレイ時間が【想像よりは】短め
コンポーネントの豊富さに対して想像していたプレイ時間よりかは短めな印象でした。
カードいっぱいあるし、プレートみたいなのもいっぱいあるし、ボード大きいしコマもあるし、やれること多いのでは。。。?と思っていたけども、そんなではなく。
デフォルトカタンよりちょっと短く終わるかな?って感じ。
・ビンジョーしようぜ!
労働力(もしくはパワーが充填された設備)さえあれば出来るということで、狙える機会はかなり多め。
テーマがきちんとゲーム性に反映されているように見受けられました。
◆気になった点など
・最初だけルール理解に時間がかかるかも
はっきり言うと最初はルールの理解に時間がかかりました。
コンポーネントの多さから言っても仕方ない点ではありますが。
あんだけ準備するならまぁアクションやルールも若干複雑になるでしょう。致し方なし。
・後半加速ゲー
前半は我慢の時が大半。
雇用して、生産してお金を作って設備を買って。。
後半は大体「設備そのもの」が労働力となってからが本当のゲームの始まり。
会社興したことないけど。
・運は頻繁に絡む
生産するにあたって山札からカードを引くんだけど、生産できるのはそのカードたちのみとなる。
勿論各カードには必要な資材が記載してあって、それがないと生産が出来ない。
なので運が悪いと何も生産が出来ない(=手番を無駄にする)と言うことも割とあったりする。
◆気を付けること
・ビンジョーは誰かが生産した時
生産がされなかった時は、たとえ資材が揃っていてもビンジョーすることは出来ません。
なのでこちらも他の人が引くカードに依存するということで運要素に貢献。
・うまく回らないときは割と苦行
生産拡大系にはありがちだけど、うまく回らない時は必ずある(笑)
その時は割と辛くて、自分だけ仕方なしに雇用しているのに対して他プレイヤーは意気揚々と生産に励んで、資金に差がびっしりつくとか。
・設備のパワー充填を忘れずに
ルールブックにも記載してあるんだけど、忘れがちのため注意。
手番が変わるごとにコマをちゃんとずらして、パワーを充填しよう。
・雇用したターンは生産は出来ない
割と最初理解に時間がかかった点だけど、雇用したターンに生産は出来ない。
つまり手元にあるお金だけで「設備の購入」or「増資」しか出来ないため注意。
◆戦略や流れ
・設備設備、とにかく設備
最初は基本的に「雇用(1ターン)」⇒「生産⇒資金ゲット(1ターン)」と言った流れ。
ある程度資金が貯まって設備を購入できるようになったら「生産⇒資金ゲット(1ターン)」と言った流れが王道だろう。
雇用を行ったターンは生産が出来ないから、労働力を設備に任せられるようになったら一気に生産拡大が加速する。
・設備の種類は考えること
設備は各資材ごとに存在しており、10億の設備は基本すぐになくなる。
何故なら「1ターン」でパワーが充填する(=資材として扱える)から
相当びっくりな性能で、つまり1ターン経てば勝手にパワーが充填されて資材としてビンジョーが出来るのである。
ビンジョーしてもまた次のターンにはパワーが充填しており、繰り返し使用できるというわけ。
その他の設備は、パワーの充填に2ターンや3ターンかかる点が差別化されている。
ので、資金に余裕があるなら10億設備を購入して、あまり資金に余裕がないなら安めの設備や雇用を行い資材として確保しておこう。
・増資なんて後回し
増資は毎ターン出来るし、基本的には後回し。
資産に余裕が出来たときにやる、でOK。
生産する種類を増やしたいとかであれば勿論やってもいいけど、その時には大体設備が整っていると思われるので、基本はやっぱり「設備の準備⇒増資」になる感じ。
◆その他
・宇宙ロケットはもはや反則では?
何故宇宙ロケットが反則と言われるのか。
ロケットを生産時の対価が「20億」だからである。
こんにゃくを見ろ、2つ資材を払って6億だぞ!
後何が問題かってロケットを生産する資材(コスト)が「思ったより高くない」のである(笑)
全5種類の資材のうち4種類を払って生産できるロケットってコスパ良すぎない?と言う感想がちらほら出たり。
◆簡単な感想
素人ボドゲではあまり生産拡大系を持っていなかったので、カタンに次ぐ形でプレイしてみました。
最初はルールの理解もおぼつかなかったですが、分かってからは割とうまくプレイできたのではないかと思います。
雇用して我慢するのか、設備を購入するかのバランス感覚は一度体験してみると良いかも(笑)
またカタンのように他プレイヤーの手番でも介入できる「ビンジョー」システムは割と斬新でしたね!
これからも生産拡大系は増やしていこうと思います。
それでは皆様、良きボドゲライフを!